自転車にも保険がある
自転車にも交通事故に対する備えとして、損害賠償責任保険等が存在します。
近年の自転車の交通事故からを超える損害賠償額は1億円に近いケースも出てくるほど、高額化しているのがポイントです。
これだけの金額を支払うことができるのであれば問題がありませんが、実際には大きな負担になるのは間違いありません。
成人している大人だけが損害賠償を求められるわけではなく、普段活用している子供たちでも賠償責任が問われるかもしれないのです。
非常にリスクのある状態となるため、転ばぬ先の杖として自転車の損害賠償責任保険等は必須の時代になりました。
ほとんどの人が入っていないリスク
自転車と歩行者の事故が起きたとします。
自転車の交通事故としては非常に多い類型ですが、このパターンで損害賠償責任が追及されることがよくあります。
と、いうよりも、ほぼ100%の確率で加害者となるのです。
当然ですが、損害賠償責任に問われるでしょう。
これは自転車が車を扱いであるという点にもポイントがありますが、保険の加入が確認されるのは約6割と言われているのです。
残りの4割は未加入の状態であり、損害賠償責任を直接かぶらなければいけなくなります。
もちろん、軽微な事故であればそこまでの問題ではないかもしれませんが、必ずともそうなるとは限りません。
子供たちがもっと深刻な状況になってしまうかもしれないのです。
その時に保険に入っていればよかったと思っても間に合いません。
示談交渉なども変わってくれる
自転車の損害賠償責任保険は、さまざまなサービスがプラスされています。
示談交渉サービスは、基本中の基本となるでしょう。
自転車の交通事故を起こした場合には、被害者と交渉の必要が出てきます。
これを誰がやるかという問題が生じるのは、自転車という乗り物の問題点といっても過言ではありません。
子供達が乗っていた時に事故を起こし、親が代わって交渉をすることになるかもしれませんが、それすら容易ではありません。
自転車保険示談交渉サービスが付いていれば、弁護士が保険会社が対応してくれます。
自分たちで対応したりせずにスムーズに運べるだけではなく、精神的な負担も軽減できるのです。
自分が怪我をした時にも保険が使えます。
治療費を補償してくれるようになるだけでも、十分な利用価値が見いだせるでしょう。
ほとんどの場合、交通事故傷害保険となっているため、自転車以外の乗り物でも対応してくれる可能性が出てきます。
生活の負担を考えてみても、非常に役立つ保険となるため、自転車を活用するのであれば加入するべきものといえるのです。