たまい接骨院700

交通事故を引き起こす技術不足や過信・慢心

交通事故を引き起こす慢心

私は運転が上手である。
こうした人が交通事故を起こすことがあります。
ひとつは、そのドライバーの慢心です。
自分は交通事故など起こさない、だからどんな状況も平気であると考える勘違いから起こります。
非常に危険な状態で、自己を振り返り考え直す機会がなければ、大きな交通事故を起こす可能性が高いといえるでしょう。

もうひとつが本当に技術が足りない、速度感覚の欠如です。
運転することに慣れてしまい、自分が上手であると勘違いすることがあげられます。
実際に運転技術は低く、勘違いから交通事故につながるケースです。
さらに状況判断ができずに交通事故につながったり、運転ポジションなど基礎的なことができずにいい加減な運転が原因になったりもします。

運転への過信と未熟な技術

若い人に多く見られますが、かっこいいと思っている状態が、単に運転技術が未熟で危険な行為につながっている場合があります。
運転ポジションはその典型例といるでしょう。
シートに斜めに座ってハンドルの上部を片手で握り、斜めに座って運転するドライバーを見かけるケースがあるはずです。

たとえば右手でハンドルを握っていたとします。
右手ですので、右にハンドルを切ることは自然に動くでしょう。
ところが左にハンドルを切ろうと思うと、途中で持ち替えなければいけないことに気がつきます。
車を左に動かして避けなければいけない状態が出た時に、この体勢で危険が回避できるでしょうか。
もちろん、右に動かして回避する可能性もありますが、選択肢は半分しかない状況になるのです。
正しくブレーキが踏めない可能性も出てきます。
このような運転技術が未熟な状態で運転していることが、交通事故につながるのは間違いありません。
いい加減な形で運転するのであれば、交通事故で損害を与える前に運転を辞める方が賢明と言ってもいいでしょう。

スピード感覚の欠如

交通事故を起こしやすい状態としてもう一つスピード感覚の欠如があげられます。
車を運転する上で、自分を含めて速度の感覚を持つことはとても重要な意味があるでしょう。
スピードを出し過ぎれば、止まりたくても止まれないのは子供でもわかります。
この感覚が鈍い人は交通事故を起こす可能性が高いのです。

スピードを出していることに気がつかない人は、思っているよりも車間距離が近くなる傾向があります。
前の車との相対速度の感覚がないため、不意に近づいてしまうのです。
車間距離が近くなれば、当然追突事故の可能性が高くなるでしょう。
渋滞の最後端にいても、前の車が止まっていることに気がつかなかったりするのです。

逆に周りの速度が分からず自分一人だけ遅くなることも出てきます。
スピードを出さなければ安全かと言えばそうとも限りません。
車の流れに合わないような速度で走っていると、高速道路でも車線変更で怖い思いをしたりします。
もちろん、一番左を走りながら安全に注意して行くことはできますが、速度感覚が欠如しているとこれも安全とは限らなくなるのです。